アワード受賞

アワード受賞はやはり素直に励みになります。

つい先日、国際的アワードであるSky design Awardsで当社スーパーマニアックが金賞を頂きました。今年はこの賞の他に香港やロンドンなどの国際的な賞も受賞させて頂きました。このように大変ありがたいことに、毎年、何らかの形で国内外のデザイン賞を受賞する機会も増えて参りました。やはり私たちにとって、国際的なアワードで評価されることは励みになりますし、クライアント様をはじめ、そのプロジェクトに携わった皆さんに、多少なりとも成果物の一つとして、ご報告をお届けできることは改めて感謝をお伝えする良い機会にもなります。また、今回の受賞は当社のリリーこと杉山リリーが受賞しました。勿論リリーだけでの力だけでなく、パースを担当した杉浦やグラフィックを担当した上地、照明プランナー様、施工をして頂いた施工会社様、厨房会社様などの後方でサポートしてくれた皆様の受賞と言えるでしょう。また、アワード受賞は角度を変えると若手、中堅が育ってきたというバロメーターにもなりますので、ここでも素直に喜びたいと思うのです。
ただし当たり前ですが、私たちの使命はアワードを受賞することではありません。あくまでもまずはクライアントの利益を考え、そこを訪れた消費者の利益を考え尽くし、デザインというフィルターを通して社会に貢献していくことです。その為にも昨日まで他人事だった業態や業種もご依頼があった途端に自分事に変わるので、常に大小、様々なところに視野を広げ、自分事に変わった瞬間に素早く対応できるようにアンテナを張り巡らせ、ご依頼のあった要望に応えることができるように責任を持って対応し、その要望を全うするために自身の引き出しをフルに活動させて、その情報や知識、知恵を持って自身が何をすべきか考え、さらにその仕事をルーティン化することなく、一件、一件、魂を込めて仕事に取り組むべきだと思うのです。その成果が受賞につながればよりいいのですが、そうでなくても流行る(経済を回せる店舗)を作り上げることこそが私たちに課せられた使命だと深く心に刻んでいます。経済を回せるお店は決して簡単にできることではありません。むしろかなりハードルが高いものです。
自社の理念からなる取り組むべき姿勢は勿論、スタッフのモチベーションや技術、商品の力、プライシングや時代の流れにそった積極的な仕掛けづくり等を駆使するなどして「経済の回るお店」は出来上がります。
私たちスーパーマニアックはあくまでもサスティナブルに経済が回るお店を構築する為に建築や内装のデザインだけではなく、その周辺の大切な要素(会社理念、商品の力、ストーリー、スタッフの技術やモチベーション等々を拾い集めて、それらを駆使して経済の回るお店づくりにどこまでも貪欲であり続けたいと思うのです。