ブランドづくり

ブランドづくり

オープンから多くのマスコミにも取り上げていただき、欠かさずに毎日閉店時間を待たずに全商品完売の「たまご専門 本巣ヱ(もとすえ)苦楽園店」ですが、今日はこのブランドがどうやって出来上がったかをお教えします。このブランドは150有余年続く老舗旅館「炭平旅館」様とスーパーマニアックが開発を進め、何をするかというところ、まさに一から共につくり上げたブランドです。

今の時代はありとあらゆる業態が巷に溢れています。そこで新たなブランドをつくり話題を取りつつ、さらに生き残っていくためには、よりニッチに、ニッチに専門性を追求していくことが重要だと僕は常日頃から言っているのですが、それを体系化したのがこのブランドともいえます。ほぼ「たまごパン」一本で勝負のお店です。

炭平旅館さんには今までにない食感を作り出すために何度も何度もやり直していただきました。さらに開発コンセプトはあえて「素朴に、どこか懐かしい、それでいて新しい」をつくるためにネーミングもストレートに、たまごパンにしました。シンプルに分かりやすくです。さらに空間もカッコ良すぎのカフェ的にはしたくなくて、これもどこか息をぬいた素朴感を残したいと考えました。これらは全て総本家城崎店も同様です。それと忘れてはならないのはブランドはビジュアルだけのものではないし、味だけのものでもありません。一人一人、ひとつひとつの立居振る舞いや気配、さらには接客においても本巣ヱ(もとすえ)でなければならないと思うのです。そんなことでこのブランドは生まれ、また現在、育成中です。もしお時間がお許しになるようなら是非、足を運んでみてください。

たまご専門 本巣ヱ 苦楽園店
https://supertamago.com/kurakuen.php
兵庫県西宮市菊谷町1−28菊谷ハイツ1階
10:00~19:00(売り切れ次第終了)