スナックねっちゃん

Snack Necchan

[location] 東京・広尾
[size] 28.7㎡

昭和フューチャー 〜あの時見た未来から
1970年、大阪万博。高度経済成長の真っ只中、日本中が「未来」に心を躍らせていた時代。まだ誰も見たことのない世界が、万博のパビリオンによって具現化され、人々は初めて「未来の形」を目の当たりにした。
大胆でサイケデリックな流線型のアールデザインや未来的建築物、そんな“昭和が夢見た未来”=昭和フューチャーがそこにはあった。昭和ノスタルジックでレトロという表現ではなく、あの時、あの時代に人々が夢見た未来の形を現代のスナックというコミュニティ空間に思想移植し再構築しようと考えたのだ。あの時代、あの当時昭和の人々が夢見た最先端デザインをこの場に表現できたら面白いのではないかと考えた。若い人には新しく、ミドル、シニア層には懐かしい感覚(純喫茶的感覚)も思い起こさせる空間をデザインした。