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5. 商環境論

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2013-11-27update
私達は、これまでに様々な商環境の場に携わってきた。商環境を考える上で、プロジェクトの大小や
お店の大きさなどに関係なく、プロジェクトを推進していく際に強く感じることは、
世間にはあまりにもビジュアルから入った魂の存在しない箱が多いと言うことである。
あるプロジェクトで、建築家の古柳満氏とコラボした際に、氏が言っていた表現で、
「どこか乾燥した空間が多い」というものがある。プロジェクトのコンストラクション(構成や組立て)を無視し、
ビジュアルだけのカッコよさに走った空間がそれではないだだろうか。商売とはアートや作品とは違う。
「儲ける」ためのプロット(仕組み)が必要であるし、それを実現するための場でなければならない。
その為には、まず自分や、自社の存在理由を耕作し、そこから生まれるフィロソフィー(哲学、理念)を基に、
ぶれないしっかりとしたコンセプトを構成する必要がある。

その際に、絶対条件として必要なモノがロマン「夢」である。
商環境プロジェクトを推進していく時に参加メンバーが、そのロマンに共感し、それを皆が共有することで、
プロジェクトは加速度的に進歩し、そこからヒュ-リスティック(発見的学習)な事象の発見があり、
より力強く動き出すのである。 建築家やインテリアデザイナーの多くの先生方は、この辺を嫌い、
ビジュアルから入ってしまう傾向があり、作品的またはアート的に優れたモノはできても、
商売はそんなに簡単にはいかない。建築された箱には魂が存在しなければならないのである。
私は、求め求められた結果は当然ながら、そこへ至るまでのプロセスを大切に考えている。
魂を感じられる活きた空間は、先のプロセスと実際に営業していく人々のもてなしによって創り上げられ、
熟成し開花するものであると信じている。

建築家やインテリアデザイナーだけの自己完結的ビジュアル空間では、今からは生き残れない。
もっと自己の存在理由を深く深究し、そこから生まれたしっかりとした理念からストーリー化し、
ビジュアル化すべきである。自分を持つ、自分が在る、こだわりが在る、妥協がない、そういったモノは強い。
それは全て自己の存在理由を知っているからできることなのではないだろうか。

5. Public Space Study

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2013-11-27update
I have been given the chances to involve in projects of various commercial spaces. When I see commercial spaces I see a lot of empty box that I feel like the architects and designers only cared about the visual of the space. When I corroborated with the architect, Mitsuru Koga, he mentioned about this situation as “I see many spaces that are DRY.” It is because architects and designers tend to ignore the construction of the project and focus only on the visual. The projects we are involved in are our clients’ business not our piece of artwork. To make the commercial space be successful, we need strategies to make a profit and the space to make it happen. It is important to find a solid concept based on a strong philosophy, and when you bring the concept out from the philosophy, you must have a dream because it is the dream which the project staff feel sympathy for and units them together to accomplish the project goal. The space created for architects and designers’ self-satisfaction that only focused on the visual won’t survive in the market. We need to dig deeper in the background, the history and the concept of the project, and visualized the philosophy into the space. Things that are one of the kinds with its own solid opinion and never to compromised are strong in every aspect. It is because those things have a clear understanding in why they are here.